■細分化ターゲティングに対するコンセプト例■

 ここでは、前述の3タイプのターゲットに対するコンセプト策定を行っていきます。

 @ あなたは『パン』を売っている

 ⇒ターゲット:あなたの『パン』を買っているターゲットがいる

 コンセプト ⇒ 『お客様の笑顔を生む美味しいパンを届けます』

 ターゲットが求めているのが『パン』なので、パンを主体としたコンセプトを策定します。

 営業戦略 ⇒ お客様が笑顔になるパンを作る
      ⇒ 美味しさの工夫だけではなく、デザインコンフォートも目指す。

      ⇒ 新作パン発表フェアやパンのデザイン応募コンクールを開催

A あなたは『パンを食べる喜びという幸せの形』を売っている

 ⇒ターゲット:あなたの『パンを食べる喜びという幸せ』を買っている人がいる

 コンセプト ⇒ 『皆様のご家庭に温かな灯をともすような、
            パンを食べる幸せをお届けします』

 ターゲットが求めているのが『幸せの形』なので、
 幸せの形を主体としたコンセプトを策定します。

 営業戦略  ⇒ 家族が幸せになれるパンを作る
      ⇒ 食べただけで思い出に残るパン作り

      ⇒ 誕生日などの記念日にオリジナルパンを作成
           (似顔絵パンやパンのケーキなど)
      ⇒ アレルギーや高血糖・高血圧に配慮したパン作り


 B あなたは『オリジナルグレードのパンというどこにもないステイタス』
   を売っている

 ⇒あなたの『オリジナルグレードのパンというどこにもないステイタス』
   を買うことに満足感を覚えている人がいる

 コンセプト ⇒ 『さすがですね、やはり○○パンをお召し上がりなんですね、
            そう言われるだけのクオリティをプレゼンします』
 ターゲットが求めているのが『ステイタス』なので、
 誇れるスタイタスを主体としたコンセプトを策定します。

 営業戦略 ⇒ 美味しく豪華なパン作りとともにブランディングを強化
      ⇒ ショップカードから紙袋までオリジナルデザインを採用
      ⇒ 美味しさや製法、デザイニングなどオリジナリティを重視していく。
      ⇒ マスコミ露出戦略や受賞歴、著名人の愛用者をアピール

 このように、ターゲットによってコンセプト策定を変えていきます。
 そのときに気を付けることは、
 購買意欲を感じられるようなものにするということになります
 (これはマーケット=ターゲットを意識するということです)。
 要するに、ターゲットに向けたくすぐりポイントを考慮せよということです。

 くすぐりポイント
 @『笑顔を生む美味しいパン』:
  ただ『美味しい』だけじゃなく、
  幸せ(笑顔)につながる美味しさであるという付加価値をアピール

 A 『ご家庭に温かな灯をともす』:
  幸せをイメージさせるシーンアピールを考慮

 B 『さすがですね』:
  やはりあなたはスゴイ、見る目が高いという尊敬の念をアピール

 コツとしては、何か象徴となるキーワードを盛り込むと、
 人の気持ちに響きやすくなります。

 @ ⇒『笑顔を生む』
 A ⇒『灯をともす』
 B ⇒『さすがですね』

 何か心に残る言葉を入れるような工夫を考えてみましょう。
 この考えはコピーライティングを思われるでしょうが、
 ターゲットに訴求していくためにはコピーライティングの要素はとても重要です。
 ※大型プロジェクトのコンセプトの多くは、コピーライターが策定しています


 
 
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